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Cultural Interviews

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Satoru Kajiura Ability versus Connections

YouTube video: https://www.youtube.com/watch?v=C86si55xd2k

Japanese

えっと、日本では割と昔から、「コネ」っていうのが結構強い社会っていうか、そういうものがあるっていうことです。つまりファミリー企業みたいなものが根底にあって、その中で、同じ能力を持っている人だったら、コネのほうをひっぱる。もしくはちょっと下がってても、どちらかっていうと、自分の身内とか紹介者っていうものを大事にしているっていうそういう傾向があります。で、それはなぜかと言うと、まずは、責任を負わなきゃなんないような時に、身内だと、そのことに対して、非常にこう、何て言うんですかね、相手に対して要求できる。つまり、雇われた者に対して非常に強く言える、っていうようなことが起こってきます。で、それは、普通の社会でも同じじゃないかっていうんですけれど、やはりそれだけ信頼関係っていうのが、身内のほうが強いっていうことです。で、そういう中で、割と知り合いとかそれから身内とか家族とか、そういったもののコネクションというものが非常に強くて、まあ能力は会社に入ってから育てればいいっていう、そういう意識が結構あります。ですから、それがたまに大きい会社なんかだと、非常にそれが妨げになるっていうかね、他の外から入ってきた人達が、そのことに対して嫉妬を持ったり、それからそのことでぎくしゃくしたり、それから、上の人に自分たちの話が漏れるんではないかとか、そういうことの弊害が出てくるっていうことがあります。但し、コネっていうのは、いまだにこの大きい会社においても、よくあることだと思っています。


English

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Authors: LouisPM, h.brinsko, orkelm.